​　　高校卒業以来、約１４年ぶりに盛岡に戻ってきました。小学校～高校まで多感な時期を岩手で過ごし、その間多くの方々にお世話になりました。いつか岩手に戻りお世話になった方々に恩返しをしたいと思い続けていたため、戻って来ることができ大変嬉しく感じています。

　実は大学のときに住んでいた新潟は母方の故郷で私にとっては第二の故郷です。新潟に残ろうか東北に戻ろうか悩んでいた時、東日本大震災が起きました。復興に進むことは良いことだけど東北が自分の知らない町になってしまう気がし、「復興を一緒に歩みたい。自分は東北で生きていく人間なんだ」と感じ東北に戻ることを決意しました。次は自分が恩返しができるよう、岩手がより住みやすく活気のある町になるよう、行政書士という立場から全身全霊で取り組んで参ります。

　また弊事務所は空き家状態だった祖父母の家を事務所としています。散らかった机、埃まみれの本棚などを綺麗に掃除し、再び命を吹き込みました（「古い」と「汚い」は全く違いますね…）。ご来所の折にはその歴史も感じていただければと思います。