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【盛岡市2026年版】古物商許可申請ガイドブック/行政書士が徹底解説

  • 執筆者の写真: 行政書士 井上 知紀
    行政書士 井上 知紀
  • 2023年7月20日
  • 読了時間: 8分

更新日:21 時間前

 盗品の売買を防止したり速やかな発見、窃盗やその他の犯罪防止などを目的として古物営業法が定められています。最近ではインターネットを使用した中古品の売買が盛んですが、それではどのような時に古物商許可が必要になるのでしょうか。


こちらの記事では、


「これから行う事業に古物商許可は必要なのだろうか?」

「自分で調べてみてできなそうだったら行政書士に依頼しよう」

「許可後にやることはあるのだろうか?」


と考えている方向けに、盛岡市での申請をもとに申請方法から必要書類まで、古物商許可の取り方を詳しく解説いたします。


【目次】



1.古物商許可が必要なケース

 古物商許可は古物(中古品)として仕入れたものを販売する場合に必要になります。この「販売する場合」とは実際に店舗を構えて販売する場合だけでなく、自社HPやEC、メルカリShops・Yahoo!フリマなどのフリマサイトで販売する場合も含まれます。


最近では中古品販売店で相場より安く売っているものを買い取りし、買い取った金額より高い金額をつけてフリマサイトで等で転売する「せどり」という言葉もよく耳にしますね。


無許可で営業した場合には「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」という比較的重い罰則が規定されています。

【古物営業法 第31条】 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の拘禁刑又は百万円以下の罰金に処する。

一 第三条の規定に違反して許可を受けないで第二条第二項第一号又は第二号に掲げる営業を営んだ者

二 偽りその他不正の手段により第三条の規定による許可を受けた者

三 第九条の規定に違反した者

四 第二十四条の規定による公安委員会の命令に違反した者


「営業」と聞くと1回なら大丈夫なのではないかと思われがちですが、「反復継続の意思を持って(たとえ1回であっても繰り返し行う意思を持って)」行った場合には、営業とみなされる点に注意が必要です。



  2.古物商許可申請の流れと取得にかかる期間

 古物商許可が必要なケースが分かったところで、次に古物商許可申請の流れについて解説をします。古物商許可申請(許可後含む)は下記の5段階となります。


  1. 市役所や法務局で公的書類を集める

  2. 申請書などをダウンロードして作成する

  3. 管轄の警察署へ提出する

  4. 許可が降りたら許可証を取りに行く(3のあと約1か月後)

  5. 古物商の標識を作成し掲示する


営業所を設ける地域によって管轄の警察署が決められていますが、管轄の警察署一覧はこの記事の一番下にありますので最後に確認してみてください。


許可自体は申請から1か月程度で取得することができますが、許可を取って終わりではありません。


古物商を行うには標識掲示義務が課されているため、許可取得後は速やかに標識を作成しましょう。標識はサイズや表示する内容が決められておりオリジナリティは出せません。どこの業者に発注しても大丈夫ですが、警察署で斡旋を行なっている場合もあります。


古物商標識 岩手県

(標識の見本)


また、古物の売買を行った場合には取引記録義務(帳簿をつけること)が課せられています。


取引記録義務については別ページで詳しく解説しておりますので、気になる方はそちらも確認してみてください。日々の営業の中で実際に使用できる記録台帳を無料でプレゼントしています。



3.盛岡市で古物商許可を申請する際の必要書類

 上記で古物商許可申請の流れについてご理解いただけたかと思いますが、それでは許可申請のためにはどんな書類が必要なのでしょうか。こちらでは個人と法人の場合に分け、盛岡市で古物商許可を申請する際に必要な書類について解説します。


(1)個人の場合
  • 古物商許可申請書

  • 本籍地が記載された住民票(本人と営業所管理者分)

  • 身分証明書(同上)

  • 略歴書(同上)

  • 誓約書(同上)

  • URLの使用権原があることを疎明する資料(ホームページ等を使用し販売する場合)

  • 申請手数料19,000円分の収入証紙


(2)法人の場合
  • 古物商許可申請書

  • 定款

  • 法人の登記事項証明書

  • 本籍が記載された住民票(役員全員と営業所管理者分)

  • 身分証明書(同上)

  • 略歴書(同上)

  • 誓約書(同上)

  • URLの使用権原があることを疎明する資料(HPを使用し販売する場合)

  • 申請手数料19,000円分の収入証紙


上記書類はそれぞれ下記にて取得することができます。


  • 古物商許可申請書

  • 誓約書


 ■盛岡市役所など■

  • 住民票

  • 身分証明書


 ■法務局■

  • 法人の登記事項証明書


東警察署

(岩手県盛岡東警察署)


提出部数は正本1部のみとなります。岩手県警察のHP上には「略歴書」のファイルがアップロードされておらず、警視庁などのHPから取得する必要があります。


「身分証明書」は運転免許証などを思い浮かべがちですが、分かりやすく言うと「成年後見制度の対象者ではなく、破産による資格制限を受けていないことを証明する公的書類」のことです。本籍地のある市区町村役場で取得することができます。


また、法人の場合は事業目的欄に古物営業に関する文言が入っていることを求められます。入っていない場合には司法書士に依頼するかご自身で定款の事業目的変更を行い追加する必要があります。


許可後に定款変更を行う旨の「確認書」を提出することで事後対応にすることも可能ですが、その場合でも許可後にはしっかりと定款変更登記を行いましょう。事業目的の文言自体に指定があるわけではありませんが、「古物営業法に基づく古物商」が無難です。


許可申請の際に必要な収入証紙は警察署の1階で購入することができます。


納付書
収入証紙を貼る納付書(井上作成)


4.その他の書類

 古物商許可申請時には営業所の住所を記載しなければならず、また許可取得後は営業所に古物商許可の標識掲示が義務付けられます。


自己所有物件であれば不要ですが、他人が所有する物件の場合は営業所として使用可能であることを疎明するための「賃貸借契約」や「承諾書」が必要となる場合があります。


最近では民事不介入の姿勢か、古物商許可申請時に賃貸借契約書等を求められないケースも増えてきました。


ただし仮に求められなかった場合でも近所トラブルを防止する観点から、管理会社や不動産の所有者に古物商許可の営業所として届け出てよいか事前に確認されることをオススメします。


その際には


  • 何を販売するのか

  • 来客はあるのか

  • 営業時間は何時から何時か


などを説明されるとよいでしょう。



5.古物商許可申請時の注意点(管理者)

 古物商は業務を適正に管理するための責任者として、営業所または古物市場ごとに1名管理者を置く必要があります。この管理者は「管理・監督・指導」を行える立場にある方で、かつ原則営業所の専任であることが求められています。


そのため法人で複数の営業所を有する場合、各営業所ごとに1名管理者を置かなければいけません。


複数の営業所が近接している場合には兼任が認められるとする解釈基準もありますが、所轄庁によって解釈基準が異なる場合がありますので事前に確認してください。



6.おわりに

 ここまで盛岡市で古物商許可申請を行う際の許可申請の流れやに必要な書類について解説をしてきました。


行政書士いのうえ法務事務所では必要書類の取得、古物商許可申請書作成〜許可証の受け取りまで全てを代行するため、許可取得にかかるお客様の手間が大幅に削減されます。


書類の準備状況にもよりますが原則ご相談いただいた翌日には申請しており、また即日申請実績もあるほど正確性・申請スピードには自信があります。


古物商許可専門の行政書士いのうえ法務事務所へお気軽にご相談ください。


【比較表】

項目

当事務所

自分で申請

書類収集

不要

必要

警察署対応

不要

必要

手間

ほぼない

多い

費用

63,000円~

19,000円


【代行料金】

業務内容

報酬額 (税込)

法定費用

合計

古物商許可 (個人)

44,000円

19,000円

63,000円

古物商許可 (法人)

55,000円

19,000円

74,000円

※住民票等の代理取得は実費ご負担いただきます



この記事を書いた人


井上知紀行政書士

井上知紀

行政書士・許認可×資金調達プロデューサー

 地方銀行での融資・法人営業経験を活かし、許認可と資金調達の両面から中小企業を支援。財務要件のある運送業・建設業・産廃業廃棄物収集運搬業許可を得意としている。



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井上 知紀



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